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君は、なしの木か、ぶなの木か、
しらかばの森か、それともきづたの葉なのか。 僕は君を探している、我が兄弟よ、僕はある物を探している、 神様が君を作り替えたものを。 君の魂は、どんな形を成しているのか。 それは生きているもの、それとも何かの物体なのか。 僕はそれを愛するだろう、ついにそれを見つけた時には。 それが石だとしても、僕はそれに親しみを覚える。 草の茎か、ライラックの花なのか。 僕は太陽に願う。 その陽光をもって、君を見事な黄金色に輝かせて欲しいと。 君だと思われるすべてのものを。 僕は哀れな小さなカブト虫に我が身を替える。 それは君の墓から出て、高みへとよじのぼる。 木の上に、それから砂地へとしがみつく。 そして歌を唱いながら空ゆく鳥に、祝福の十字を切る。 でも君がひとつの思念ならば、 現実世界の果てを越えてそれを求めよう。 そして、僕は君の中へ己を沈めてゆく。 神の御心の内に、僕らは再び会いまみえる。 |
| [第五SS装甲師団『ヴィーキング』従軍記者] |
| 武装SS戦場写真集 |
| (独逸野朗氏) |