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今回の開戦以来、どうも連合側には色々と不協和音が存在しているようです。
同盟のほころび、強引な開戦による手詰まり、紛争の発生、そもそもコーディネーター殲滅戦は準備の途中だった。
つまりですな、ほぼ全ての原因がこのバカな聖帝様にあるって事ですな。少なくとも聖帝様が優秀なら、同盟のほころびと紛争の発生は防げたでしょう。
それなのにそのような問題は無視して、オーブ軍の参戦要請というさらに強引な手段を取ります。間違っても自分が間違っているとは思わない、それが聖帝様。
退かぬ、媚びぬ、省みぬ!……ちょっとは省みましょう。

その参戦を要求されたオーブですが、何とモミアゲが総司令官として同行するようです。
これは大問題です。まず第一に、モミアゲは軍人ではない。オーブの軍制がどういった物かはわかりませんが、何にしてもモミアゲがいても何の役にも立ちません。
モミアゲは政治家ですから、軍政家としての能力はあるかもしれませんが、一瞬の判断を要求される指揮官としては相応しいとは…。
そもそもこの同行は何かと反発しがちな軍人を監視するためにあります。しかしそれだったら旧ソ連のように自分の息がかかった軍人、もしくは政治将校を連れて行かせればいいのです。
そしてどこかの社会主義国家のような密告をさせればいいのです。そうして密告された奴には、無人島で木の数でも数えさせれば完璧です。
モミアゲにはモミアゲの仕事があるのですから、こんなバカな事はやめて欲しいものです。負債のせいでこれから先どんどん知能指数が下がっていくのでしょうが…。
 
一方のミネルバでは、ハイネ西川の配備に伴ってグフも配備されました。………だからさ、アホみたいに多機種を配備するのはやめようよ。
見ての通り整備員にはグフの整備マニュアルが配られております。たった一機のグフのために新たな手順を覚えなくてはならないのです。
まあ、このさきグフが大量配備される、もしくは配置転換されてグフのある場所にいくかもしれませんから、これ自体は問題ありませんが。
しかしその整備員はあまりに多機種の整備を押し付けるのは問題です。同じ機種を整備するなら、同じ動作の繰り返しですからミスも少ないです。
しかし機体が違えばそれだけ手順が異なり、時間がかかり、そしてミスも増えます。
これを実感したい人は、ガンプラでMGザク10体を組み立てるのと、旧ザク、ザクU、高機動型ザク、グフ、グフカスタム、ドム、ゲルググ、アッガイ、ゴッグ、ズゴックを順番に組み立てるのとどちらが大変かを試してみてください。
その苦労の末に得られるのは、戦闘単位としては不安定な寄せ集めのMS部隊のみ…合掌。
グフはこの時点では実戦データを取るのが目的でしょうから、それこそフェイスの権限を生かしてハイネを隊長とした特設部隊を創設すればいいでしょうに。
 
そのグフのパイロット、ハイネ西川(正式名称はハイネ・ヴェステンフルス)はとんでもない軍人です。
彼曰く、ザフトには階級がないのだから別に必要以上の礼儀も何も必要じゃない。
どうせ戦いなんて個人技能が全てなのだからいいパイロットさえいればどうとでもなると。
……軍隊の全てを否定しています、この男。そもそも集団で戦うために軍隊が有り、それを運用するために階級が、そしてさらにそれを実施するために戦術がある。
なのにともかく個人プレーが全てと主張する。おそらくハイネさんは一人で調子に乗って飛んでいるところを集団に囲まれて撃墜されるでしょう。
過去に優れた戦果を上げた戦闘の中には、必ずといっていいほどの優れた戦術があります。しかしその戦闘に一人の勇者がいた事は稀です。
すくなくともハイネ西川は冷静な指揮官がきちんと面倒をみないと力を発揮できないタイプだと思われます。しかしその彼が指揮官、しかも指揮権放棄をどうどうと宣告。
ミネルバMS部隊はもう駄目だ……。
 
オーブ艦隊ではさっそくモミアゲが問題を起こしておりました。船酔いです。
本職の海軍軍人でさえ船酔いとは無縁でいられない人がいるのですから、船にろくに乗った事もないだろうモミアゲなら当然です。
コレでも空母なら船は殆ど揺れないはずなんですがね…。逆に護衛艦のような小さめの船は揺れが激しいです。
それにしてもこの艦隊、思いっきりザフトの勢力範囲内を移動する事になるのでは?空母はありますが、航空機は無し。今までの事からして対潜戦術もお粗末…。下手すれば航空機と潜水艦の奇襲にあって全滅かも。
 
戦闘開始、相もかわらず目視できる範囲からMSをぶつけるだけの戦闘。
レーダーが無い時代ですら、真珠湾攻撃のように遠距離からの奇襲なんかも実行されていたのに、それより遥かに技術が発展した時代にはコレです。
今回の戦闘はあらかじめ敵の位置がわかっていたのですから、如何様にできたはずなのですが。
 
そんな戦場に死神が現れて終了。いちおう不殺のキラ君ですが、充電中の主砲にライフルを命中させたことから、とりあえず殺る気はタップリのようです。
しかしここまで接近されて気がつかないとは、いったい両軍のレーダーや哨戒部隊は何をしていたんでしょうか…?
ともかく今回はハイネ西川以外コレと言って面白いところの無い話でした。
そのハイネ西川についてのお話を貰っております。
≪作戦進言案23 日々是事無≫
議長! 今回は至極堅実でしたね。ガンダム風味でしたよ!
今回は特に『西川ハイネ』の登場がよかったですね。
さすがサウンドフォース種のボーカル担当。いい仕事してます。
彼はプロフェッショナルといいましょうか、きちんとザフト軍人としての行動理念を持っていました。私情では、(おいおい、ザフトって何と戦争してるんだよ。この世界はオカシイ! これだから種は!)と、西川ハイネの中の人の心の叫びも入っているようなツッコミを持ちつつも、軍に生きる人物となりえていました。
西川ハイネにはもっと活躍してほしいですね。
────敵として
なんとなく、将来に敵へと変わることを匂わせていますね。
アスランとよく似た平和主義者的な心情を持ちつつ、だが、絶対的に相容れない、戦争展開がザフトの勝利で終わる戦略視点を持っていそうな、現実主義者な西川ハイネ。
これはアスランと戦わせて、『思想だけ主義者』たるアスランを変えて欲しいですね。
最後にキラがでてきましたが、彼は何をする気でしょうね。
「ボクの歌を聴け〜〜!」
だったら、少しは彼を見直しますが、それはなさそうですね。
……やはり展開的には、
キラ「奴には我々など、大して眼中に入っていない。
奴の関心はすべてザフトとミネルバ。
言葉で何かいっても意に介さないだろう。
ならば我々がすることは、言葉で何かいう事ではない。
最高のタイミングで、
横合いから思い切り殴りつける」
みたいな感じなんでしょうね。似てるし。その身に宿る狂気はマクスウェルと変わらないでしょう。馬鹿だし。
どちらにしても、まともじゃないですね議長。
取り合えず、西川ハイネにキラやラクス様たちの暗殺を任せればよかったですね議長?
ザフト軍総参謀
萌えディネイター研究所所長 李 荒宗
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