

前回で大理不尽パンチパイロット・キラの手によって大気圏突破を果たしたラクス様ご一行。
上手い具合にザフトの哨戒網を潜り抜けて脱出、ザフト侵入に成功したようです。
……普通は…あのような輸送の要路には常に部隊を配置しておくはずです。
そしてこのような事態には真っ先に対応できるはずなのですが…まったく無能な連中だ。
当然このような事態は議長にも筒抜けです。これでザフト国内での行動は非常に難しいモノとなってしまいました。
このような事態を避けるためにも、もう少し時間がかかる裏道を使うべきだったと思うのですが。


どうやらラクス様ご一行は前回の戦争でかなりの損傷を負ったはずのエターナルを拠点にするようです。
兵器ってのは放っておくだけで壊れます。常に整備なんかが必要になってきます。
こいつら…どっからそんな予算をもってきたんだ?フリーダムといい、ラクス様とカガリ様はよほどの裏予算があるらしい。
いくらなんでも現役軍人がここまでできるほどザフトもズボラではないでしょう。
それに働いてくれる人々には給料だって払わなきゃならないでしょうに。兵器ってのは本当に金食い虫なんですよ。

その頃、珍しく変態仮面2世さんがブルーモッコスのボスに説教されていました。
彼曰く、大衆は目の前の事にしか気を回せない愚か者の集団だそうです。
じゃあその程度の民衆を扇動しきれないあなたは至って凡人さんですね。
そんな奴の説教だから仮面二世には全然効果なし、ずっとおっπ女の事ばかり考えていました。
人様の部隊から借りたMS数十機が撃墜されても全然平気なくせに…まったくこれだから仮面は…。
きっとこの人は非番の日は「はじめてのおるすばん」とかプレイしていますよ。
まあその点で言うなら…2Pは「妹ブルマ」とかプレイしているんでしょうがね。
敵味方どっちも同レベルで結構な事です。

おっπ女さんは重要サンプルとしてミネルバで運ぶそうです。
重要なサンプルだったら、とっとと足の速い航空機にでも乗せて運んだ方がよっぽど早いでしょうに。
ミネルバに乗せたままでいたいなら、もうちょっとマシな理由を考えてほしい物です。
そんなに第二のディアッカを作りたいんですか!?俺は見たいですが。
そんなゴタゴタに巻き込まれたミネルバ艦長、アホ毛のストーキングの結果の報告を受けてました。
…アホ毛のストーキングは艦長の命令だそうで……本当に何でもパイロットにやらせる艦長だな。
…ただでさえ疲労を蓄積させたらいけないパイロットに余計な事やらすなよ。
いっそメイリンにでもやらせたほうがまだ良いだろうに。


なんとアークエンジェルは水中でもMSの発着が可能なようです。
よほど設計に余裕があったんだな……この艦。いったいどれだけ余計な機能を付けりゃ気が済むんだ。
そしてこんな物騒な物が空を飛んでいたらすぐに艦の位置が敵にばれるような気が…。







さて、今回一番の問題シーンです。
オーブの護衛艦がはなった艦砲。それを迎撃すると分裂してミネルバに襲い掛かります。
副艦長曰くEFP(自己鍛造弾)だそうで、なんとミネルバの装甲を二層も貫通したようです。
しかしですね………コレはもう……呆れてモノも言えないような状態です。
まず第一に!!艦砲みたいな初速が速く、さらに小さな物体を迎撃するのは殆ど不可能です!!
第二!!EFP、これは爆薬で金属板を弾丸へと作り変えるような兵器だと思ってくれれば結構です。
弾頭を爆発させて弾をつくるので、発射初速に影響されず爆薬の量で威力が決まるのが特徴です。
よって対戦車ミサイル、誘導砲弾、対戦車地雷などに使用されるのです。つまり初速のある艦砲なんかには使用しない!!
第三!!威力不足!!!
あの弾丸は艦砲から発射されています。護衛艦に搭載されているような砲は100数十ミリ程度の口径しかありません。
これでは徹甲弾を撃ったとしても戦艦の装甲を貫通する事はできません。露出している砲やアンテナを潰すの精一杯です。
そんなちっぽけな弾丸がさらに分裂しています。あの数からしておそらく一個の口径は2〜30ミリ。
EFPの貫通力はその直径とほぼ同じ程度です。…………これでは……装甲の薄い戦車の上部装甲すら貫通できません。
でもミネルバは装甲がボロボロにされて貫通されています。
ミネルバは宇宙戦艦です。そして種死の世界では宇宙戦では正面からの打ち合いがメインです。
よって宇宙艦は正面装甲を厚くしておく必要があります(これは戦車も同様。ちなみに水上艦では壊れたら不味い場所の装甲を厚くする)
なのにそのような部分までかなりの損害が出ている。
結論。ミネルバは装甲が紙で出来ている。
ミネルバは高速艦だそうですが、おそらくそれは装甲を捨てる事によって達成されたに違いありません。
……でもそれじゃあ戦艦じゃなく巡航艦って呼ぶような気が。
…いや、装甲は巡航艦どころか丸裸に近い駆逐艦レベルでしかないな。

そんな冗談みたいな戦闘を知って色々と焦燥するカガリ様。
とりあえず動かなきゃ始まらないとかいう理由でまた人様の戦場に遊びに行く事を決定します。
ここで俺の大好きな皇国の守護者から一つの名台詞を送らせてもらいます。
当座のことに熱心であればそれで良いと思っている輩はこれだから。
間違った方角へ早駆けしても、絶対に目的地へは着かないことに気づかず
事態を一生懸命に悪化させてしまう。
つける薬がない。
[駒城篤胤]
いや、本当にキラ一味を表すのにこれ以上に適した言葉を俺は知りません。
特に事態を一生懸命に悪化させるとかつける薬がないとかの辺りが。
そんな訳で次回は死神一味が一生懸命事態を悪化させる事を匂わせて終了でした。