正直、総集編はもうやめて欲しいですね。
そんなに時間や予算や人材がないのなら、再放送を流してくれたほうが良い気がします。
理由は、どうでも良い話を見なくて済むからです。
低予算アニメでもこんなあからさまなことしませんよね、議長。
前作が全50話で、今作は10話に1回は総集編なので、後2回は総集編が見られるという計算です。
これは総集編の数の新記録ではないでしょうか?
いらない所は革新的ですよね。
議長! それにしたって、今回は非常に大切な回ではないでしょうか?
議長の過去が艶かしく明かされていますし、レイやクルーゼとの関係も匂わせています。
非常に興味がわくところですが……。
総集編シーンが邪魔をして、なんだかさっぱり意味がわかりません。さっぱり妖精が現れるほどさっぱりです。
前の総集編も、シンの過去が中途半端に明かされ、今回も議長の過去が中途半端に明かされてしまいました。
そんなわけで、重要な話が非常に陳腐に感じざるえない始末です。想像に頼る部分が多すぎるというのも、困り者ですね。
そんなことはどうでもいいのですが、議長!
タリア艦長の件です。
どうして子供が欲しければ、他の男とくっつかなければならないのでしょうか?
コーディネイターの『世代を重ねるほど生殖能力が低くなる』という設定が関与していると考えるほかないのですが。
議長、もしかしてコーディネイター全てが、自然交配(直接的な生殖行為)で種を増やしているのでしょうか?
だから、特定の男女の組み合わせでしか、自然交配をしても子供を身ごもらせることが不可能ということなのでしょうか?
わけが分かりません!!
遺伝子の組み合わせを操作するからこそ、コーディネイターは超身体能力を発揮できるのでしょう?
ならば、一世代ごとに受精させる遺伝子の組み合わせをいじっていかなければなりません。
自然生殖では、望むとおりの優性遺伝が起こらないのです。
そうならばなぜ、悪魔でも自然交配で子供をつくろうとするのでしょう?
コーディネイターの理想遺伝子モデル自体が、生殖能力低下という欠陥品であるのにも関わらず。
議長、本当にわけが分かりません。遺伝子分析の権威である議長に、1話丸まるの説明を所望したいです。
議長、アーヴによる人類帝国という星間国家を知っていますか?
私が敬愛する彼の星たちの眷属は、生殖能力だけに頼らず、純粋に遺伝子を接合させる方法を取っています。その人工交配は非常に安定した成果を示し、コーディネイターの設定が恥ずかしくなるほど完成されています。
自然高配の方法をとっても、受精卵をいったん取り出して検査し、人工子宮で安定させています。遺伝子がもたらす先天障害や致死遺伝子に対しても安全を図っています。
議長! 戦争よりも、コーディネイターが抱える生殖設定の綻びをどうにかする必要がありますね。
ジョージ・グレンも馬鹿な設定を世界に公開したものです。
それにしても、先天障害を克服できない不完全なコーディネイターですが、きっちり女の子は美少女にしか生まれない遺伝子が特定されているのには、さすがに私も脱帽せずにはいられません。
プラント万歳!
ザフト軍総参謀
萌えディネイター研究所所長 李 荒宗