さて、前回に味方を殴り倒してまで敵兵を脱出させたキラ2P、当然の如く連行されました。
常識的に考えるなら、銃殺です(ただし軍法は法律の一部なので、ザフトに死刑がないなら銃殺はありませんが)。
しかし議長の鶴の一声で無罪放免です。
………ザフトには三権分立って言葉はないようですね。おそらく政治家や金持ちは不正をしても裁かれる事はないでしょう。


まともな神経の持ち主だったら、自分のやった事が罪になると理解できるはずです。士官ならなお更の事です。
しかしそれが当たり前とばかりに、公衆の面前で堂々と自分に非がなかったと言い放つキラ2P。
コイツ…マトモな神経してねーよ。絶対に頭がおかしいです。
大体ちょっとでも想像すれば、今回の出来事に色々な思惑があると想像がつくでしょう。
そんな上層部の思惑で生かされている事を自慢するキラ2P。ちょっとでも恥を知っているなら絶対に出来ない事です。
だいたいこれは言葉を変えるなら、「役に立つ間だけは使ってやる」って事ですよね。
もしかしたらキラ2Pは戦争が終結したと同時に銃殺刑にされるかもしれません。
そうでなくても戦争終結と同時に閑職回しは間違いないでしょう。
平時にこんな奴は絶対に必要ありませんから。
さて…今回一番の問題は……このデストロイです。
このデストロイの……問題点を列挙したいと思います。


………飛んでます。通常のMSの3倍はあろうデストロイが飛んでます。
さて、ここで数学の問題です。全体が3倍に膨れ上がると体積はどれだけ増えるでしょう?
答えは、縦に3倍、横に3倍、上に3倍、3の3乗で27倍です。
そしてMSの重量はウインダムでだいたい60トン。これの27倍はだいたい1600トン………。
さらに後部に馬鹿でかいなんだかよくわからない兵装パックがあります。これが本体くらいの大きさなので、全体として50倍の重量くらいはあるかと。
つまり60×50で3000トンです。3000トンですよ!!!………スペースシャトルでもだいたい100トンですよ。
飛べるか!!飛ばない飛べない飛べるか!!無理です。絶対に無理です。おそらく燃費は最悪です。
さらにコレは歩きます。地に脚をつけます。3000トンが立ちます。
間接部は通常のMSの10倍ほどの幅がありますが、重量は50倍。絶対に間接が持ちません。
しかも頭でっかちな構造で重心が高い。おそらく足場が悪いとすぐに転びます。そして転んだら起き上がれないでしょう。
……いや、それ以前に脚が地面にめり込むでしょう。ティーゲルでさえ泥濘にはまったら動けなくなりました。
戦車はキャタピラを使っているので、人よりも地面に対する面積あたりの圧力は低いです。それでさえ動けないのに二足歩行では…。
更に言うなら、無理して作った馬鹿でかい兵器は非常に壊れやすいです。
ドイツ軍が作った6号戦車ティーゲルの壊れやすさという実績がありますから、それは間違いないでしょう。
そして壊れたら……絶対に普通の方法じゃ運べません。修理する事すら出来ないでしょう。
重量が主力戦車の倍あるティーゲルの場合でも、修理車両を運ぶのに相当の苦労をしているのですから。
ちなみに第08MS小隊ではOPで壊れたMSをガンタンクで動かしているシーンがあります。
普通の大きさだからできることで、規格外の巨大MSには通用しません。
追伸
デストロイの重量は公式では400トン程度、身長は二倍と少々だと情報提供をもらいました。
……まあ……400トンでも結果は同じかと。
自分は基本的に公式サイトくらいしかソースがないので、このような情報提供は非常にありがたいです。
それと巨大MSが問題ならサイコガンダムはどうなるかとの質問をもらいました。
あれはミノフスキークラフトで飛行が可能ですし、人型の時にもそれを応用すれば十分に重量に対処できるかと思われます。











さて、肝心の火力ですが、異常なまでに強力です……。
確かに巨大なビーム砲は強力でしょう。しかし…あの馬鹿でかい図体で巨神兵のようになぎ払い攻撃が出来るとは思えません。
さらに景気よくミサイルをばら撒いてますが、ロックオンなしであんなに命中するわけがないでしょう。近代戦ではあっと言う間に撃ちつくすのは目に見えてます。
周囲にビーム砲を多数つけていますが、狙いをつけないで撃った砲があたるほど戦場は甘くはありませんよ。
これはパイロットを増やせば、解消できる問題です。その分だけ必要な重量がます欠点はありますが、3000トンから少々増しても誤差範囲なんですから。
キュベレイのようなビットならともかく、ビグザム形式大型MSによる多砲を一人で制御するメリットはゼロです。
防御の面ではなんだかよくわからないATフィールド発生装置があります。
さきほども言ったとおり、サイコビグザムには重量をささえる馬鹿でかいエンジンがついています。
これに多数のビーム砲、そしてATフィールド発生装置。………確かにすごいね。
でもですね……凄すぎて熱暴走は確実です。この機体、電力と燃料を消費しすぎです。おそらく攻撃を開始してから数分で加熱で機体がやられます。
冷却装置をつけたらその分重量が増えて堂々巡りです。ビグザムも最後まで加熱の問題を解決できなかったのですから。
さらにいいましょう。この機体には運用に多大なバックアップを必要とします。
最初に言ったとおり、巨大な機体です。これを組み立てるには専用の工場を作る必要があります。
さらに運用するために専門のバックアップ部隊が必要です。
壊れやすいので整備部隊、専用の後送手段(これを作るためにまた力が必要)、燃費の悪い機体の為に燃料輸送部隊。ミサイル補給部隊。さらにそれらの護衛部隊。
おそらくサイコビグザムで元をとるには最低でもウインダム500機分は働かせる必要があるでしょう。もしかしたら1000機分かもしれません。
しかし…今回のサイコビグザムの戦火はどうみてもそれほど大きな戦火だとは思えません。
ヒトラー然り、フセイン然り、独裁者は効率無視の巨大兵器が好きと相場が決まっていますが、それは未来も同じようですね。
今回はメカニックな話が中心だったので、ストーリー的な部分は頂いたコチラでどうぞ。
≪作戦進言案32 攻殻機動隊 死種コンプレックス≫
議長、ザフトに軍法なんてあるのですか?
アスランやディアッカたち、裏切り者の過去は例外だとでも?
『演出的に咎められる方が格好よく見えない?』みたいな感じがヒシヒシと伝わってくるのは、気のせいだと思いたいです。
スカンジナビア王国という国の唐突な出現も、辻褄合わせではないですよね?
しかし、カガリ様の「今は甘える」発言は、正直失望しました。
テロリストとの関係があからさまになれば、王国が第二のオーブと化すことは誰でも想像できるでしょう。
つまり、カガリ様は“なにも変わっていない”のです。
『自らの理想論をかなえる為なら、国も他国も喜んでその身を殉じるがいい!』と、発言することと同じです。
議長、アスハ家は国を滅亡させる才能だけはあるみたいですね。
キラも相変わらず、「なんでまたアスランと戦うように……」などと馬鹿なことを言っています。
理由なんて、お前が“逆ギレ”して、回転剣舞十六連でセイバーをズタズタにしたからでしょう!! 記憶がないんですか?
そんなキラのぼやきに対し、マニュー艦長も「大切な誰かを守ることは間違いじゃない」などと、どう見ても矛盾と見当違いのことを言っています。
つまり、アスランはどうでもいい存在なのでしょうか?
他国の一市民は、どうでもいいと?
すべての人を守ると決めたのではないのか?
己や、己を取り巻く世界や、近しい人を正当化できない者が、他のより多くのモノを導けるはずがないでしょう!!
もし、草薙素子少佐がこのテロリストと会ったならば、どうなるでしょうか?
フリーダムに取り付き、人工筋肉をフル稼働させてコクピットをこじ開ける少佐。
キラにゼブロを照準しつつ、
「夫妻に不満があるなら自分を変えろ
それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで似非天然女と暮らせ
それも嫌ならっ・・・・!」
しかし、テロリストは言うのです。
「分からない…………」
なんというか、救いようがなさそうですね。
少佐に、『それも嫌ならっ……!』の『!』の先を言わせてしまいそうですね。さすがに少佐も躊躇わないでしょう。
そしてそんな光景を見たバトーが、
「素子ォォォォォ〜〜〜〜〜!!!!」
と絶叫するのです。
死種の後番の企画が押井守監督ですが、今からでも死種の監督をしてもらいたいですね。
議長、ザフトも公安9課のような功性の組織を発足し、テロリストを駆逐すべきです。
新モビルスーツ、サイコビグザムアプサラスが登場しましたが、これは商品化されるのでしょうか? 恐らく次回あたり、即破壊される運命(デスティニー)ですが、一体売れるのでしょうか?
バンダイの運命はいかに!?
ザフト軍総参謀
萌えディネイター研究所所長 李 荒宗
…そうかアプサラスを忘れていたか…俺。
しかし確かにキラには公安9課をけしかけたいですな。