なぜなにデスティニー・番外編の番外編
なぜデス番外編、ジャンク屋の話!
掲示板でジャンク屋の話が盛り上がっているので、せっかくですから取り上げてみましょう。
それでこのジャンク屋、さゆりさんはどう考えますか。
一言で言うと犯罪者集団です。
……いや、そんな…。
だって彼らのやっている事は犯罪だらけですよ。 まず第一に、例え壊れて捨てられているとはいえ兵器は国家の所有物です。勝手に持っていったら犯罪です。 極論すると、宇宙でジャンクを回収するのは、基地からF−4ファントムを盗んでくるのと同じ行為です。
いや……。
現実問題としてこれは存在しています。壊れて捨てられていてもそれは国家の所有物です。 疑う人は南方から壊れたM4シャーマンなりF4Uコルセアなりを回収してみてください。米国から正式に抗議がきます。これは実際にあった話です。
コルセアって…普通はヘルキャットを例にするもんじゃ…。
第二に、戦闘宙域の行き来は犯罪です。 戦争中、しかも戦場になるような重要航路を民間人を自由に行き来させる国はありません。そもそも宇宙を行き来する事自体に大きな制限がかかります。 よほどの本土傍以外の行き来は船団を組んで護衛をつけて動かしますし、それ以外の場合だって許可を受けた船以外は勝手に動けません。いきなり攻撃されたって文句言えませんよ。
ああ…銀河英雄伝説でよく見る「停船せよ、しからざれば攻撃する」ってアレですか。
第三に、買い手。言ったとおりジャンクを回収する事は違法です。当然元の持ち主に売る事はできません。 だからと言って交戦国に売るのも殆ど無理です。自国に安定した兵器供給体制が整っているのにわざわざジャンクを買う必要はありません。 技術的希少価値があるパーツなら別でしょうが、そんな物はめったにありません。だいたい実際に戦場で使われるのは枯れた技術が殆どですよ。 イージス艦に使われているCPUが何か調べてみたら納得できます。それに奪われて困るものは回収なり破壊なりします。
つーか、そんな物があるならまず敵が捜すよな…。
だいたい戦闘が終わったらすぐに軍隊が去っていくなんて事もまずありません。 軍が生存者の救助もせずにいきなり全軍を敵の追撃にあてたりするような事はないでしょう。ファーストでは味方を見捨てるといったマ・クベに対して このような時に助けが来ると信じているから宇宙で戦えるのだと抗議したいい話がありました。で、その救助活動のついでに破壊処理なり回収なりも並行して行われる事でしょう。
で、最後にはまさにジャンクが残るか…。
民間が技術目当て買うにしても、重要な物はないです。そもそも軍事用と民間用では求められる性能や仕様がまるで違うんですから意味がないです。 だいたい兵器のパーツの大部分は民間で作っているんですよ。
三菱、川崎、愛知…。
それでも買ってくれる人、どこから持ってきたかわかったもんじゃない軍用の、しかも継続供給されないようなパーツや機体を儲けになるレベルで買うような連中は決まっています。 犯罪者集団か、テロリストです。民間人ならちゃんとしたメーカーバックアップのある品を買えばいいんですから。まさか戦後の復興期じゃないんですから鉄屑としてうるわけはないでしょうし。
もう言い逃れできない…。
だいたい、買った側だってそれを維持できるわけがないですよ。仮に某テロ組織がF−15を手に入れた所で 整備不良であっという間に飛べなくなります。北朝鮮のような貧乏とはいえ一国家ですら維持が出来ないで共食い整備やら飛行制限をしているご時勢ですから。 維持できるような国はきちんとした供給体制をもっています。まあ基本はフランス製ですかね。
で、お約束のようにT−34、T−55とフイッシュベッドだけが残ると…。
と、まあ…色々とキツイ事をいいましたが、外伝については殆ど知らないので実際のところはなんともいえません。 何であの胡散臭さNO1のマルキオ導師がジャンク屋組合と関係があるのかとか何も知りません。興味深い組織なのでキチンと考察したいと思いますので、情報提供してもらえれば助かります。
よろしくお願いします。
とっても肝心なツッコミ所を忘れていたので追加です。
基本?
民間人が武装するのは犯罪です。仮に武装が許されていたとしても拳銃レベルです。 銃刀法や火薬取締法にひっかりますね。ましてや発砲やなんて論外です。 万が一戦闘になっても国際法は一切守ってくれません。その場で虐殺されても拷問されても抗議はできません。
というわけで、皆さんも傭兵やジャンク屋になる場合は、自分を守る者は何もないことを理解していてくださいね。
戻る  次へ

撤退