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今回は宇宙空間における戦闘艦についてのお話です。 |
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戦闘艦…地味で日の当たらない悲しい分野ですね。 |
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さて、宇宙空間…というよりも戦闘艦について祐一さんはどんな物を思い浮かべますか。 |
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そうですね…やはり、戦艦。そして空母、巡洋艦、駆逐艦などですか。最近はイージス艦なんかもありますか。 |
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イージス艦はイージスシステムを搭載した艦なので微妙に異なるような。
それ以外はそれぞれ宇宙空間においてもよく耳にするものばかりですね。それではそれぞれの艦の特徴について考えて見ましょう。 |
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まず戦艦です。これは艦の力によって敵の主力艦を倒すことを目的した戦闘艦です。必然的に艦としての戦闘能力は他の艦種とくらべても最強のものとなります。
近代的な戦闘能力、というよりも戦艦としての能力をマトモに持ち始めたのはドレッドノートからですね。
有名な物では他にもウォースパイトやPOWがありますね。 |
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大和は? |
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あんな第二次ロンドン軍縮条約から脱退したから作れた大した戦果もないデカイだけの艦に興味はありません。ドレッドノートのような技術的な美しさがあってこその愛好です。
同世代ならアイオワや、技術的制約の中でつくられた欠点だらけのビスマルクの方がよっぽど美しくて魅力的です。 |
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また色々とやばい発言を。 |
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いま、デカイだけといいましたが、これは非常に重要なことです。基本的に艦船はそれを製作できるだけの発動機や設備があればでかい方が性能が良いのです。 ですから戦艦は他の艦種に比べると大きいのです。もちろん宇宙でもです。 |
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これは大きい方が出力の恩恵をより効率よく受け取ることができるからです。
当然それによって武装や装甲、その他ハードウェアをより効率よく強力に搭載できます。また速度的にも小型艦と同様に出ます。
艦のスペックを調べてもらえればわかると思いますが、かならずしも小さい方が早いとは限りません。 航空力学に左右される航空機と違いエンジン出力がより直接的に速度に影響を与えるのです。 |
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ともかく強い、そしてそのせいでデカイのが戦艦というわけですね。では巡洋艦は。 |
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巡洋艦。これは戦闘艦ではなく船としての性能を優先した作られた戦闘艦です。
海になじみの無い人や水に縁の無い人にはわかりにくいようですが、外洋を航海するには非常に大変なことです。 |
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艦は荒れる大海原と常に戦わなくてはなりません。この意味では民間船のほうが有利です。なにしろ戦闘艦は武装することによって船に無理をかけています。
下手をすれば遭難することもあります。こうならない為に船としての能力を優先されて作られた艦が巡洋艦です。どこにでもいけるのが最大の武器なのです。 当然ある程度大きくなることになり、その結果戦闘能力も戦艦ほどではないにしても大きくなります。 |
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これは宇宙空間でも一緒でしょうな。宇宙だってさまざまな嵐から身を守らないといけない。
特に人間が宇宙空間で生活を始めてからまだたいした時間も経っていない。そんな未成熟の艦に武装させているんだ、当然無理も多いだろう。 次は駆逐艦ですね。 |
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駆逐艦。これは名前のとおり駆逐する事が目的の艦です。駆逐の対象は、さまざまなですが、もともとは主力艦を小さな魚雷艇から守るための艦です。
能力相応に小型です。後にその性能を利用して防空や対潜、さらには数を生かしてさまざまな雑用を任されることになります。 |
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戦時においてこのようの気楽に自由に使える艦というのは非常に重要です。主力艦は敵の主力を破壊しなくてはなりませんから気楽には動かせませんから。
使える戦力なら数は多い方が良い、これは戦争の鉄則です。 |
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まあガンダムじゃ大規模な戦闘ばかりですが、実際の戦闘はこまかい戦闘の繰り返し。艦隊決戦なんて前世代の遺物になってしまいましたね。
そしてそうした戦闘じゃ数や使い勝手が物を言いますね。 最後は空母ですか。 |
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空母、コレは航空機を搭載するための艦です。大きさの大小はさまざまですが、基本的に大きい方が強い。
大きければそれだけたくさんの艦載機を搭載運用可能になり、その結果攻撃能力も高くなる。 |
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でもガンダムの世界じゃ殆どありませんよね。みんなついでにMSを乗せているといった感じの艦ばかりです。
やっぱり滑走路が必要ないのが大きいんですか。 |
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ここで皆さんがよく誤解していることなんですが、例えVTOLだとしても滑走路が必要なくなるわけじゃないんですよ。正確にはコストの問題ですか。
航空機やMSを運用しようと思ったら、格納庫や管制、整備員、防護設備、パイロット、さまざまな物が必要となってきます。それは莫大なものです。 |
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ここまでやっていたら、いっそ滑走路を用意した方が効率がよくなりますね。これは艦でもどうようです。護衛艦のように少数のヘリだけを運用するなら別ですが。
当然艦にしたってそうです。しかもこの手の設備って言うのは小さいほど効率が悪いです。ついでにMSを乗せる程度の艦は非常に無駄ばかり。 空母を作った方がよっぽど役に立ちます。 |
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しかも戦闘艦は改装するたびに装備が増える一方。無駄なものは切り捨てられるばかり…。
そういや航空戦艦なんてキワモノもあったな……あれは色々な意味で面白い代物だった。 もちろん活躍できるのは火葬戦記だけだけど。 |
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さて、艦の個性はわかってもらえましたね。それでは各艦の特徴をより一層考えていきましょう
以前に装甲の話をしましたよね。そこでまずは装甲のお話から。基本的に艦船は戦艦以外には大した装甲を持っていません。 兵器の基本はまず攻撃にあるからです。そして攻撃に必要最低限の能力を持たせるには相当の容量が必要となってきます。 |
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つまり基本的に装甲は後からやってくるってことですね。 |
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それが装甲を施す事の難しさにもなってきます。何しろ装甲は重いです。しかもそれを必要な部分に施さないといけません。
艦としての能力、兵器としての能力、これらを満たした後に残っている容量は限られています。さらにMSなどと違い艦は、 自分よりも数段大きい、つまり数段大きい火力を持った相手とも戦わなくてなりません。これでは多少の装甲など無意味ですし 意味のある装甲を持たせたら他に何も装備できなくなります。 |
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MSは自分と同格が相手、艦船はそうではない。歩兵やトラックに対戦車用の装甲がつけられないとの同じ理屈ですね。 |
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その通りです。もちろん防弾チョッキのようにレベルに応じた装甲は装備しますが。基本的に致命傷を避けるため程度が限界です。 |
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しかしその分戦艦の装甲は厚いです。戦艦の装甲は自分と同格の敵と戦っても戦闘力を維持できるレベルで施されています。
戦闘力を維持できるというコトがポイントで、艦船の装甲は確実に攻撃を止めるのは難しいです。あくまでも壊れつつ防ぐのが基本。 攻撃能力を維持するのが目的です。戦車と違い多少内部に弾が入っても人員に被害が出てもそれは致命傷になりませんから。 |
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って言うよりも完全に跳ね返す事自体が難しいそうですね。 |
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もちろんそれもあります。結局、点の攻撃と面の防御では最初から分が悪いんですよ。
それを引き換えにしても戦艦の防御力は高いですが。主要部分ならMではそうそう破壊できません。 |
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…あくまでも能力的にはですけど。 |
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次の巡洋艦ですが、これは大した装甲はありません。しかしそれなりには装甲が付いています。
戦艦にでもあったら役に立たない装甲をつける理由は何だと思いますか。 |
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そりゃ…相手は戦艦だけとは限りませんから。 |
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そうですね。重要な事ですが、主力艦である戦艦とは基本的に遭遇率が低いんです。
なぜなら戦艦は同じく敵が戦艦を出してきた時に必要になってきます。そして戦艦の数は少ないんですよ。そうそう出撃できません。 |
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状況を割り切ってしまえばよいと。 |
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逆です。巡洋艦は戦場のどこにでも行かなくてはなりません。その分どこにいっても役に立つように作らないといけないんですよ。
もし装甲がなかったら格下のマグレ弾一発で破壊される事もあります。巡洋艦は下っ端をまとめる旗艦としても使われる事、コストを考えると そうそう壊れてしまっては困ります。 |
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MSよりも数段高いですからね…。 |
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逆に駆逐艦は割り切って装甲なんてないに等しくなってきます。それでもMSが沈めようと思ったら 簡単にはいかないでしょう。 |
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次に武装です。この時代の戦艦の主武装として考えられるのは、ビーム、大口径実弾、ミサイル、このあたりです。 |
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あれ、イーゲルシュテルンみたいな小火器は? |
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それは副砲ですね。戦艦の目的はまず敵の艦を沈める事です。その為に武装しているのです。
しかし実際には迫ってくるMSやミサイル、小艦艇から身を守る必要出てくる。そのための副砲です。もし可能であるなら副砲を搭載なんてしない方が性能的には好ましい。それをFCSと組み合わせて実践したのがドレッドノートだったんです。まあドレッドノート以前の時代には主砲も副砲も目標が同じだったというコトもあるのですが。 主砲は主導権をもって使う、副砲は身を守る時に使用する。そんな感じですか。ですから主武装に副砲はいれません。 |
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MSじゃなくて艦を沈めたら戦闘にも勝てる、か。 |
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武装ですが、基本はビーム兵器で問題ないでしょう。実弾は反動が大きく、補給や速度でも不利。なにより攻撃力が大してかわらない。
ミサイルは命中率が低いですし、PS装甲で無力化。なによりも対艦ミサイルの一番の利点である射程がないに等しい。コストを考えると無駄ばかりです。 もちろん汎用性があるので、あれば便利ですから撤廃する必要ないでしょう。ですが主攻撃手段とまでは言い難いです。 |
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そう考えるとミネルバの武装は無駄ばかり多いんですよね。だから嫁、ならびに兵器について考えた奴はドレッドノートの革新性を以下略。 |
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実弾は対地攻撃に有利という利点もありますが、それにしても最近流行の127ミリ程度で十分ですよね…。対空射撃にも使えますし。
これが巡洋艦や駆逐艦になってくるとミサイルの有効性が高まってきます。ミサイルは大口径砲と違い小艦艇でも装備が出来て、 小艦艇でも攻撃力を持たせる事ができます。これは魚雷と一緒ですね。 |
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それでもやっぱり戦艦に対抗するのは大変でしょうが…。 |
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またこのクラスの艦は副砲が非常に重要です。なにしろ主力艦から輸送船、民間船の護衛も任務です。
襲ってくるMSから艦を守るかはこのあたりの働きにかかっています。 |
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ちゃんとした陣を組んで効果的な対MS砲火を用いればMSを迎撃できないまでも追い返す事はできる。そもそも対空射撃の目的は撃墜じゃなくて追い払う事だ。
もちろん最近の対空砲火はそうでもないんだが、ガンダムの世界じゃどうにもレーダーその他の性能の問題がある。 旧日本軍の回想録なんかを読むと、しっかりと陣を組んだ米軍艦隊の対空砲火は活火山のようだと書かれている。 中心の戦艦を食うのは並大抵の事じゃできない。相当の技量と部隊数、そして戦術と組織力が必要だ。 |
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まあこの世界じゃ艦はカモでしかないです…。
その対象を倒すはずのMSが主力なのは、使い勝手がよくて単価が安いからです。仮に戦艦一機落とすのに50のMSが落とされたとしても 値段次第じゃ判定勝ちになります。 |
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あと勘違いしている人が多いが、戦争は被害が多い方が負けじゃない、目的を果たせなかった方が負けなんだ。
仮にテロリストを倒すためにMSが全滅してもキラとピンクさえ殺せれば勝利なわけだ。かけた費用的には圧倒的に分が悪くとも戦争には勝てる。 ソ連なんかはまさにそんな戦闘ばかりだったな。もちろん被害は小さい方がいいし、やっぱりコストも重要だ。特に同じ国力が相手なら。 |
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そんな効率がよい、MSがはこびる状況でも戦艦が生き残っているのは、やはりその攻撃力でしょう。なにしろ当たれば小艦艇なら一発、同クラスでもMSなどとは
比較にならないほど大きなダメージを与えられます。そして火器管制の能力はMSなどよりも圧倒的に上で、長射程を得る事ができる。
それにMSはまずMSと小競り合いをしますから、いつも艦だけを相手にできるわけじゃありません。 つまりMSと比べて安定した使用が可能です。また空母の壁にもなります。 |
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こう見ると重要なのは編成のバランスか…。 |
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それに艦と艦が顔を合わせて戦う状況では、そう簡単に沈まない艦があること自体重要です。
さて、最後の要素、機動力です。これまた勘違いしている人が多い能力ですね。 MSと違い、まず艦船の機動力は戦場に到着するまでに発揮される物です。 |
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第一次世界大戦で証明されましたね。機動力を持って戦闘が始まる前に主導権を握って戦闘を有利に運ぶと、 |
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もちろん戦術レベルでも機動力は関わってきます。しかし艦船の機動力は基本的にそれほど変わらないんですよね。空戦のような使い方はしません。 |
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足が速ければ火力が同等なら主導権を握れるのです。ここで重要なのは火力が左右している事です。
MSなら足が遅ければどれだけ火力を持っていてもあまり意味はありません。 この辺は一撃で四散、脱落するMSと、攻撃に耐えられる防御力と広い攻撃範囲を持っている艦との違いです。 |
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あとは、戦場の前後ですか。足が速ければ逃げる事も相手を追う事もできる。つまり主導権を握れる。
やはり状況を作り出すための能力だな。 |
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あと、艦艇はMSに比べると亀のようだと思われていますが、実際にはそうではありません。
MSは戦艦と同じ動力で、おなじ宇宙を飛んでいます。つまり出力比で速度が決まってきます。空と海のような圧倒的な差は生まれません。 |
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つまり艦とMSの関係は「艦と航空機」ではなく「駆逐艦以上の艦と魚雷艇」なんですよ。 そこでは小回りや多少の加速性の差はあっても、それほど大きな差はつきません。ただ、しっかりと陣を組んで構える艦と、ある程度の自由裁量が あるMSではMSの方が早く見えてしまうんです。もちろん小回りの点ではMSが有利です。 |
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ともかく、無誘導兵器が主力となるような宇宙戦争では、このような戦闘艦が不必要となる事はまずないと思われます。 そしてそのような戦闘形態であるならば、多種多様の艦も使われ続けるのです。 |
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さて、次回以降では実際にMSと艦船がどのような戦いをするのかですか。 |
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それも楽しそうですが、その前に戦艦と母艦についての考察をしていきましょう。 |