なぜなにデスティニー
戦艦と空母の話。今回は戦艦の話です。
大艦巨砲のシーソーゲームの世界へようこそですね。
では今回は近代的戦艦の始まりと、興亡の歴史を振り返ってみましょう。
宇宙世紀の戦艦はそのあとです。
戦艦自体は随分と昔からありましたよね。
今でも横須賀にいけば日露戦争の旗艦、戦艦三笠が保存してありますし。
つよきすにも出てましたね。
いや、それはどうでもいいです。
ともかく戦艦の話の続きです。戦艦と名がつく艦自体はかなり昔から存在していました。
しかし初期の戦艦は戦力としてそれほど超越していたわけではありません。
あれ、戦艦は一番強い事が条件じゃ。
たしかに火力では一番強いんです、戦艦は。しかし他の能力に問題がありました。
当時の戦艦は着弾確認や照準の問題で近距離で戦っていました。そして機関の問題から装甲も薄かったのです。
近距離で戦う限りは小艦艇も互角の条件で、異なるの攻防力のみです。また、ともかくあたればダメージを与えられるので戦艦以外の艦も戦艦と それなりに戦えたのですよ。
つまり、距離を離して戦って、さらに装甲も厚くする必要があると。
その条件を満たしのが英国の象徴、戦艦ドレッドノートでした。外伝に出てくる奴じゃないですよ。
ドレッドノートをもってして、初めて戦艦は超越した戦術的コマ、そして政治的コマにもなりうる戦闘能力を手に入れたのです。
弩級戦艦の弩はドレッドノートのドから来ているですよね。
それほどにドレッドノートの存在は衝撃的だったのですか?
衝撃的でした。ドレッドノートの出現によって今までの戦艦が全て旧式化したのですから。
事実上、弩級戦艦には弩級戦艦をもってでしか対抗できなかったのです。
このような兵器は歴史的に見ても非常に稀な事です。
でもジェット機の出現なんかもそれに当てはまるのでは?
もちろんドレッドノートに搭載された新型エンジンも要因の一つではあります。
しかしドレッドノートの凄いところは、今までと同じハードウェアを使用しているのに、まったく別次元の戦力を用意できた事です。
この事がジェットエンジンというハードウェアに頼ったジェット戦闘機などとは異なるのです。ジェット戦闘機はガーランド中将が エースパイロットを集めて戦術の開発目的の部隊を作るところからはじめる羽目になっています。
つまりソフトウェアの進化ですか。
そうです。従来型の戦艦は主砲の他に中間砲や副砲を搭載していました。そして基本的にこれらの使い方は同じだったのです。
同じというと?
どの砲も同じように敵を撃っていました。
つまり違いがあるのは威力と手数だけだったのです。
主砲で威力をもち、副砲や中間砲で手数を補う。命中率や観測方法が低かった当時はこれでよかったと思われていました。
ではドレッドノートは違うんですね。
ドレッドノートの一番の違いは主砲だけを装備している点にあります。
副砲と中間砲を破棄したんです。
それだと威力が増す代わりに手数が減りますよ。
まあ考えてみてください。主砲と中間砲と副砲を同時に同じ目標に向かって撃ったとしましょう。
この場合、どの弾がどこに着弾したかわかりますか。もちろんトレーサーなんて使用していません。
不可能ですね。
しかし、同じ口径の大砲を、同じ条件で、同じ相手に撃ったとしたら、どこに撃ったかは一目で分かります。
それは当然でしょう。
これは非常に重要な事です。今までのように異なる口径の大砲を異なる条件で撃っていたら弾着確認など出来ません。
これだと射程の重要な部分が全て下位の砲に拘束される事になります。
いわば主砲の性能を無駄にしているんです。
しかし主砲を同条件で使うことによって弾着確認が容易になりました。
もちろんこのような砲は、一回目の弾着データを元にして次弾を修正して打ちますよね。いつか必ず命中弾がでます。
また、主砲の数が増えたのですから、遠距離での火力も相当上がっています。
もし、主砲射程ギリギリの距離で従来型戦艦とドレッドノートが撃ちあいをしたらどうなります。
火力では圧倒的にドレッドノートの砲が有利ですね。なにしろ砲は全て主砲だ。
副砲と中間砲が無駄になる分不利です。
逆に近距離だったとしても、強力な主砲が同時に飛んでくるんです。
威力的には中間砲や副砲が混じった従来艦とは比較になりません。一発でもあたれば大ダメージです。
もはや小型の艦などは戦艦とは勝負にならなくってしまいました。
つまり弩級戦艦が戦闘の全てを左右すると。
そうです。またドレッドノートは足回りも早くできています。
前にも言いましたよね、艦は小さいからといって早いとは、大きいからといって遅いとは限らないと。
下手な艦艇では勝負の土俵に上がることすらできないのです。
もちろんこの為には、速射砲のような初回のデータを利用できる砲、観測能力などがある事が前提ですけどね。
ですから、旧弩級戦艦のような艦がまず最初歴史ににあったわけです。
優秀なソフトウェアは、それを使えるハードがないと意味がないのです。
この艦はたしか一回目の世界大戦に参加していましたよね。
たしかに参加はしていますが、当時には既に超弩級戦艦が存在していました。
旧式の二線級としての扱いしか受けていません。
超弩級っていうのは?
説明しても大して面白いこともないので省略します。
興味がある人は是非調べてみてください。この時代の戦闘艦を調べると色々と面白い事がわかってきますよ。
それでは第一次世界大戦の話です。
この戦争では色々な会戦が起こったりしており、水上戦闘艦最後の大舞台ともいえます。
そしてこのような状況で、戦艦は自由に動けませんでした。
戦艦は戦艦でしか対抗できないからですね。下手に戦艦を出したら、相手の戦艦に別の場所ので何をされるかわからない。
そう、その結果一番暴れまわったのが巡洋艦だったり、巡洋戦艦が登場したりと色々と面白戦闘が展開されましたね。
しかし同時に戦艦にも陰りが見え始めた……というより芽の様な物がでたといいますか。
戦艦の優位性を失わせるような物が出てきたって事ですか?
第一次大戦……いえ、海戦史上稀に見る名勝負であったジュットランド海戦
この戦闘は数え切れいないほどの教訓を残したわけですが、これは今回の話とはあまり関係ないので割愛します。
重要なのは、この辺りから魚雷が実用的な性能を持つようになってきたのです。
魚雷って……あの水中を伝って腹に大穴をあけるアレですか。
そう、その魚雷です。魚雷自体も戦艦と同様に随分と古くから存在していました。
しかし当時の魚雷は実用性にかけたんですよね。射程やプラットホームの問題で。
それが一時大戦の時にはプラットホームとして非常に優秀な巡洋艦が存在していました。
また魚雷自体の性能も登場当時とは比較にならないくらい進歩がしていたんです。
でも魚雷自体、戦艦の優位性を覆せるような兵器なんですか?
魚雷の一番の利点は、それを運用するのに大砲のような巨大な装置を使用しないところにあります。
戦艦の存在意義は以前にこういいましたよね「最強の攻撃力を持っている」と。
その当時の武器は全て大砲でした。大砲の能力をあげようとしたら、必然的に大型化し、その結果としてプラットホームの 戦艦も大型になってしまうのです。
大きければ結果的に防御力も上げる事が可能です。これが大きい艦は強いという事の理由ですね。
一方魚雷は大きな艦を必要としません。つまり小型でも大きな攻撃力を持つ事ができたのです。
ただ、この時点では戦艦の優位性は揺らいでいません。やはり巨砲とそれを生かすための装甲は圧倒的な優位を生み出していたのですから。
しかし魚雷が実用的な兵器である事を証明できたのは重要です。
フォークランド紛争の対艦ミサイルと同じことですね。実戦で使える事を証明できたのは。
このような魚雷の登場は、理屈の上では主力艦以外でも主力艦を撃破できるようになりました。
過程の話ですが、魚雷を装備した巡洋艦数隻で戦艦をたこ殴りにする事ができるわけです。もちろんこちらも被害を覚悟すればですが。
では何故戦艦はなくならかったんですか?
それはですね、言ったとおりこちらも相当の被害を覚悟しないといけないんですよ。この時代の魚雷の性能では。
例えば、価格10の戦艦を価格5の巡洋艦3隻の犠牲で沈めてもこっちの判定負けですよね。
しかもこれはできるかも、のレベルで確実に戦艦を食えるとは言えません。そんな不確定な戦力なら戦艦のほうがいいですよね。
また、巡洋艦が自由に暴れには戦艦がしっかりと戦って主力と対峙している必要もあります。でないとやられ放題です。
結局戦艦が必要、つまり戦艦の重要度は依然変わりません。戦力の中枢です。
!!それだったらもっと安い駆逐艦に魚雷を搭載すればいいじゃないですか。
それは発想としてはある意味とても健全であります。ただ、前回にいったでしょう、駆逐艦は船としての性能が低いと。
当然や天候や距離など場所によってはいけない場所がありますよね。つまり戦力として数えにくいんです。
本当に必要な時に戦えない可能性のある艦をそのような任務につけるのは不安ですよね。巡洋艦はやはりその意味では強いです。
なるほど……。……ですがね、さっきたこ殴りといいましが、魚雷なしでも戦艦を食う事はできなかったんですか?
難しいですね。戦艦の装甲は戦艦と戦う事が可能なレベルです。
巡洋艦以下ではどうしても威力不足です。運がよければ大ダメージを与えられるかもしれません。しかし運に任せるのは戦術とは言えません。
運に任せた結果、こちらは全滅、コッチの弾は敵に沢山当たりましたが攻撃能力は維持していました。論外です。
でも魚雷なら当たれば確実に大ダメージです。
運とは…例えば砲弾が指揮所に直撃するとか。
それもいいですね。でも、本編レビューでもいいましたよね。トップが死んでも生き残った誰かが指揮を引き継ぐ。
艦が浮いている限り、戦闘継続能力を持っている限り戦い続けられます。誰かが死んでも戦える。それが民間とは違う軍組織の強みです。
ザフトはこの強みを自ら大幅に弱めているんですよ……なぜデス外伝で詳しく言いますが、こいつら所詮は素人集団です。
話がそれましたね。ともかく決死の攻撃は、こちらの有効なダメージを与えられる武器があって初めて意味があるのです。砲にはそれがありません、しかし魚雷にはあります。
バンザイチャージのような成功確立が殆どゼロの攻撃は自殺と同義ですよ。
ともかく、魚雷の戦力化は戦艦を食える事を可能にしました。しかし戦艦の重要度は以前変わらずです。
一時大戦が終結後、各国は以前のような建艦競争を予防するために軍縮の方向に向かいます。
結果的にワシントン軍縮条約が結ばれますね。日本もコレに参加して幾つかの艦を破棄したりしています。
未だにこの事に不満を持っている日本人がいるようですが、とりあえず当時の日本の国力を勉強する事をお勧めします。
本気で米英と建艦競争を出来ると思っているんですか?
当時の東京には大規模スラム複数存在していた事すら知らん人もいるからな……。
さて、こうして各国が戦艦をすき放題もてなくなった事により、小艦艇の存在意義がましてきます。
その結果として色々と発展が進むわけです。
特に巡洋艦は魚雷を装備したりしなかったり、各国ごとに特色がでてきます。
ただ、この時代で一番面白い事は条約によって保有数、性能が制限されている事です。
海軍軍縮条約の影響。つまり総トン数などを制限された条約型艦の登場ですね。
そうです。ですから限られたリソースを生かそうと方針が国ごとに分かれました。
また、海軍軍縮条約とは微妙に異なりますが、排水量1万トン以下のベルサイユ条約制限下でつくられたドイツのドイッチュラント級、通称ポケット戦艦なんてのもありますね。
そんな中で、当然巨砲に頼れない国が出てきます。その結果、頼る事になるのが魚雷なんですよね。
当然それ専用に技術も進歩していきます。
やっぱりアレですか、代表は酸素魚雷ですか。
技術の進歩、その先にいきついた魚雷は酸素魚雷でした。詳しく説明はさけますが、一番重要なのは射程です。
戦艦の主砲クラスの射程を持っています。
つまり魚雷を持っている艦は戦艦と戦える。
そうはなりません。魚雷の欠点は速度の遅さです。普通に撃ってもまず当たりません。
なら近づいて確実に当てれば。
射程内なら砲の方が強いんですよ。魚雷はそんなたくさんは装備できません。無駄ダマは撃てません。
でも砲は少なくとも魚雷よりは自由に撃てます。近づいたら圧倒的にフリです。
そもそも近づくなら長射程は意味がないですよ。
なら、やっぱり戦艦は重要ですね。どうもこれだけだと、魚雷はあくまでも状況次第では使える程度にしか思えませんよ。
それこそ一次大戦の時と同じ、戦艦が頑張っている間に上手く当てるとか。射程が長い分使いやすくなってますが。
そこでさっき祐一さんが言ったことが意味を持ってくるんです。
さっき言いましたよね、安い駆逐艦たくさんで囲めと。しかし駆逐艦は戦力としては不確実だ。
しかし駆逐艦も進化しました。この時代の、特に日本の駆逐艦は外洋能力が大幅に向上しています。どこにでもいけるようになりました。
それはつまり…。
ドレッドノートの時と同じです。ソフトの性能にハードが追いついた。
駆逐艦の大量使用というソフトウェア、それがハードウェアの進歩によって使用可能になったのです。
魚雷の欠点は速度の遅さです。しかし数が多ければ?戦艦よりはるかに安い駆逐艦の大量投入、一斉魚雷攻撃。ここまでしてようやく魚雷が確実に当てられます。
実際に日本は水雷戦隊で戦艦を落とす事を狙っていたようです。
酸素魚雷は非常に扱いが難しい兵器です。日本以外実用を諦めています。しかし日本は自国の戦力から、否が応でも、例え問題が多かろうと酸素魚雷使う道を選んだのです。
もし巨砲が十分にあるのなら魚雷の進化の重要度は低いですから。
この時点で戦艦の重要性は低くなったといってもいいでしょう。何しろ戦艦以外でも運任せの博打ではなく戦術的に戦艦を沈められます。あとは何に重きを置くかの差です。
しかし実際にはそうならなかった。
そう、兵器の発展、新たなハードウェアを想定道理に有効活用できるのは歴史的幸運といえるでしょう。
例えば空軍と装甲車両の連携戦術を実現した第3帝国。ミノフスキー粒子下での運動性重視人型兵器を用いたジオン公国。
しかし日本が戦争でとった道は、想定とは異なる物でした……。
運命の時がきます。ついに第二次世界大戦が開始されます。
ただ、今回は戦艦にとってより重要な意味を持った太平洋戦争のみに注目します。
ついに戦艦が完全に消えてしまうんですね。
1941年12月8日、遂に運命の時が訪れます。日本の空母から飛び立った多数の艦載機が、真珠湾に停泊していた米艦艇を強襲
戦艦複数を含む多数の艦艇を破壊する事に成功しました。
駆逐艦により戦艦すら食えるようになっていた日本海軍。
しかし、もはや駆逐艦よりも優秀な魚雷プラットホーム、航空機を実際の戦争で使いました。
ついに戦艦が戦艦以外に破壊されてしまった。
強力な兵器を、より効率よく運べる航空機の登場。
もはや戦艦どころか、水上戦闘艦そのものの価値が下がってきました。
ただ、これだけでしたらまだ衝撃は少なかったんです。当時の真珠湾の艦は戦闘態勢にはなく、乗員が半分もいない艦もありました。
そんな状態で港に停泊していた、止まったマトに攻撃しただけと思われたのです。
この戦いだけでは航空機の優位性を証明できたわけではなかったんです。なにしろ当の日本側が未だに航空機などたいした事ないと言ってたくらいです…。
しかも、沈んだ空母や戦艦はしっかりと修理されていますよね。
次に、ついに戦闘状態の戦艦が航空機に鎮められる自体がおきました。
マレー沖海戦です。この戦いによって英国の戦艦プリンス・オブ・ウェールズ、巡洋戦艦レパルスが撃沈されました。
たしか陸上基地から飛び立った陸上攻撃機の雷撃で沈めたんですよね。
正確には一式陸攻と九六式陸攻ですね。
まさに航空全盛期の開幕です。この後に戦艦は戦場から姿を消していくことになります。
つまり戦艦より強い兵器があるから戦艦が消えたんですよね。
それは違います。強いという意味では戦艦は二次大戦最強の兵器です。あくまでもコスト抜きに考えればの話ですが。
でも戦艦は沈められてますよ。それも格下と思われていた航空機に。
確かに沈められています。しかしですね、実際は戦艦は航空機よりも確実に弱いとはいえないんですよ。
沈められた戦艦は全て不完全な状態で戦闘を強いられています。
停泊していた米戦艦群、ソ連のマラート、ドイツのぬるい空対艦攻撃を基準に考えていた英国戦艦、ほぼ丸裸の極東の巨大戦艦。どの戦艦も完全な対空防御体勢ではなかったんです。
これはあまりにヘッポコな戦闘だったのであまり例にはしたくないですが、マリアナ沖海戦ってありましたよね。
あの有名な「マリアナ沖の七面鳥撃ち」の戦いですね。
あの戦いでは数百機の航空機が攻撃に参加しましたが、沈められた米軍戦艦は存在しません。
あの時の戦艦はまさに護衛を引き連れた完全戦闘状態にありました。
まさに戦艦…というよりも戦艦を主力とした艦隊戦闘システムを破壊するのは難しいんですよ。
そこでですね。もしこの戦艦群が敵の艦隊と戦闘をしたらどうなるでしょう。
やはり戦艦の主砲の威力は凄まじいですし、防御力も相当な物です。
艦を沈めるという意味ではまさに攻防共に最強の存在ですよ。それがコストに合うかは別問題として。
でもそのまえにどれだけの航空機の攻撃に晒される事か……。
それです!それこそが戦艦……というよりも水上における戦闘艦が消えていった理由なのです。
以前に言いましたよね、艦の機動力は戦場においてイニシアチブを取るために非常に重要だと。
この機動力において圧倒的に航空機は優れているんですよ。
艦艇は時速100キロもいきませんが、航空機は数百キロですもんね。
そう、つまり航空機は艦艇に対して常に主導権をとり、好きな時に好きな場所で襲えるようになったのです。
逆に艦は鈍足でも敵に襲いかかれるかといえば、もはや敵を襲う事すらできなくなったのです。もはや水上戦闘艦というカテゴリ自体が不要ともいえます。
実際の戦闘能力として意味を持つのは、師団単位の威力を持つという対地支援砲撃くらいです。あとはすべて別の兵器で代用が効きます…。
しかも対地支援も威力を気にしなければ、航空機の方が圧倒的に使い勝手が良いです。
戦艦は航空機より弱いからなくなったのではありません。
航空機が一定以上の攻撃力を持ち、長い足を持っているから消えていったのです。
純粋な対艦能力から戦艦は言えば最強です。ですが最強の剣は最弱のライフルにすら勝てない。それは攻撃力ではなくて射程の問題です。 近づければ刃物は圧倒的に強い。しかし強いだけの兵器は意味がありません。
他に代用が効く、それどころから使い勝手がよければそちらを使用すればいいだけです。
兵器とは所詮目的を達成するための道具でしかありません。目的と手段が逆転するような事があってはいけません。
航空機は戦艦に比べて圧倒時に安く数を揃えられます。
しかも基地からの運用も可能。使い勝手は圧倒的に上なのです。
現在においても水上艦が存在しているは、艦自体に存在意義が存在している事。
空母(と艦載機)があまりにも効果になりもはや簡単には持てない存在である事。
巨大な船体を必要としない、有効、艦砲とは比較にならないほど長い射程を持ったな対艦ミサイルが存在している事。
そして大国同士の戦闘自体がもはや起こらないだろうと考えられている事です。
結局のところ、戦艦は一言で言えば大きな砲を積めるだけの艦なのです……。
砲が不要になった時点で戦艦の存在は不必要になったといってもいいかもしれません。
ハード、ソフトの進化によって生まれる兵器もあれば消える兵器もあります…歴史の必然です。
こうして今では戦艦は存在しません。しかし宇宙戦闘においては存在しています。
そのあたりの理由を次回に考えてみましょう。
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