なぜなにデスティニー
さて、間が空いてしまったので、気合をいれていきましょう。
…なんだか同じようなことを何度も言ってますね。
今回は宇宙空間における戦闘艦の話、それにMSの装甲の話ですね。
その予定だったんですけど、今回は予定を変更して自爆の話です。
いい加減ここらでインパクトのある話をしないとアクセス数が落ちるばかりです。
……それじゃあ自爆の話をしましょう。そもそも自爆装置とは何のためにあると思いますか。
決まってるじゃないの、追い詰められてどうしようもない時に敵を巻き込んで散るためよ。
だから、あなたはどうしてそうすぐに特攻思想に突っ走るんですか。
見ている方はただカッコいいとか無責任にもてはやしていればいいですが、させられる方はたまったもんじゃありませんよ。
そんなに自爆が好きならまず貴方が実践してください。
あうっ!!
つーかそんな強力な爆薬があるなら、最初からそれを投げつければいいじゃないか…。
何言ってるの!自爆は相手をひきつけてやるから効果的なんじゃないのよ!
近づいたらって言うけど…相手が問答無用で遠距離攻撃してきたらどうするんだ。
成型炸薬弾でも使わない限り爆発で与えられるダメージなんてたいした事ないぞ。
自爆装置の分だけ容量を食って性能も落ちますしね。
だいたい万が一誤作動したらどうするんですか、しかも味方のど真ん中で?
!!
この様なことから、自爆装置で敵にダメージを与えるのは現実的ではありません。
しかしここでは一応自爆の効率についても考えてみましょう。兵器として使用される限り、例え非人道的だとしてもとりあえず効果の方は考えてみる必要があります。
あまり考えたくはありませんが、自爆というとやはり零戦に25番を搭載して体当たりですか…。
しかし実際になぜあのような攻撃をしたんですか。
それはですね、当時の日本には誘導兵器がなかったからなんですよ。ですから人間を誘導装置として利用したんです…。
ですからもしもあの当時に有効な対艦ミサイルがあれば特攻はなかったかもしれません…。日本も開発はしていたんですが、誘導距離や精度が 殆ど実用外でした。もしもマトモに開発を進めていたら……しかしあの時にはすでに開発をまってはいられなかったようです。もう何が何でも今すぐに戦果を出す必要があったのか… それとも降伏した方がよかったのか。
結局人間は意地になりますからね……。ましてや負けたら責任を取らされる連中は…。
では、涙を呑んで兵器としての性能をみましょう。自爆ははっきりって効率が悪いです。現在は誘導兵器があります。
有効な兵器があります。例え歩兵だって対戦車兵器さえ持っていれば、自殺同然の攻撃はあっても自殺してまで攻撃する必要はないんです。
そして生き残れればまた出撃できます。経験地も上がります。捕虜になっても帰れるかも、さらに捕虜になればその維持で敵に負担も仕入れます。
でも死んだらそれまで……。だったら生きる方がよいに決まっている。
その通りです。軍人は命令に従って任務を果たす事が目的ですが、次に守るべきは自分の命です。
では何故自爆装置という物が存在するのか。
それは相手に対象物を使用させないためにあります。広義では機密保持などもこれにあたりますね。
悪の総統の秘密基地に自爆装置があるのは、決して自己満足のためではないとう事ですな。
そのとおりです。ですから自爆装置はいろいろな物に装備されています。
特に重要なので交通施設ですね。高速道路、橋など敵に利用されると困るものです。
お隣の某国では北からの侵攻にそなえてこのような場所に自爆装置が実際に装備されています。
この意味では兵器に自爆装置をとりつけるのはどういった物だと良いのでしょうか。
基本的に馬鹿みたいに派手な自爆装置を装備する必要はありません。 まず、友軍がいるならそれに破壊してもらうことが可能です。
米軍のM1戦車が故障したときなど、僚車の砲撃で破壊した事があります。さすがに丈夫で、破壊にはずいぶん苦労したとか。
でも当然味方の支援が得られない時もありますよね。そういった時はどうするんですか?
そのような場合には乗員にマニュアルが存在するようです。
戦車によっては内部破壊用の斧等が装備されているようです。これも自爆装置の一種といえるでしょう。
これで豪快に破壊すればよいのです。戦車は内側からの破壊は想定外でしょうから結構簡単に壊せることでしょう。 もちろん余裕があるなら爆薬その他を使って壊すのが理想的なのでしょうが。
でもこれだけだとどうしても破壊できない部分がでてきますよ。やっぱり技術的機密を保持しようと思ったらそれなりの手間が必要では。
まずコレは言っておきたい事ですが、戦争状態にあるなら基本的にどれだけ神経質になっても自国の兵器が 敵の手に渡るのは避けられないという事です。これは戦闘をすれば捕虜がでるのと同じ事でなくすのはまず不可能でしょう。
どっかの国は捕虜になるくらいなら死ねとか言ってましたけどね。まあ厳密に法制化された命令ではありませんでしたが。
もちろん上手くやれば守りきる事もできます。
朝鮮戦争では米軍は賞金をかけて亡命者まで募ったのに、Ta……Mig15の稼動機を戦争中に手に入れる事はできませんでした。
朝鮮戦争は戦争として特殊でしたからね…。
そうです。あの戦争では色々と交戦規定があったりしましたから。
目標が航空機だった事も大きいです。傷ついたMig15は一目散に中国に逃げ込みました。
これが戦車だと同じような事は不可能だったろうな。
また、実際にはひょんな事から敵の新兵器が手に入ることもあります。
1976年、函館空港で軍事的に衝撃的な事件が起こりました。何か分かりますか?
もちろんそれくらいわかりますよ。
ベレンコ中尉の亡命事件ですね。
その通りです。もしかしたらこのサイトを見ている人の中に当時のニュースを見ていた人がいるかもしれませんね。
一体いくつですか…。
つーか俺達の年齢って……。
18歳以上です。
…………。
18歳以上です!!
…わかってますよ。
さて、この事件ですが。当時ソ連の仕官であるビクトル・イワノビチ・ベレンコ空軍中尉が戦闘機で防空網を突破して函館に強行着陸をしたのです。
この時に乗っていたが当時の最新鋭機MIG−25。西側で言うところのフォックスバッドですね。
しかも単なる最新鋭機じゃなくて、西側の恐怖対象であった戦闘機ですね。
まあアスランが核搭載のシャスティスでピンク同盟に参加したのと同じような感じですか。
その通りです。また、この時には自爆装置の解除班が急行しています。
ソ連のMIGは数少ない自爆装置を装備した機体だったのです。

まあ冷戦時代のこの2国はぶつかったら世界大戦が開始されるという恐怖、出来る事なら戦争は回避が原則だった。
それと同時に核戦争を前提とした軍事体系をしていましたからね…。本当に狂った時代だった。
さらには相手が自分よりも強大だという恐怖に怯えていましたからね。当然兵器の情報を相手に渡さないのは大原則だ。自爆装置も共産主義ならありそうだ。
その辺りはキューバ危機について調べると面白いですよ。
今世界があるのがあたり前に思えなくなります。
また余談ですが、この事件で日本の防空網の脆弱さが露呈。慌てて早期警戒機などを導入しています。
それに引き換え現在は時国に弾道弾が飛んできても真剣に考える人は少ないからですね……。あれが核弾頭だったらと思うと…。
あの手の兵器は迎撃が難しいですからね。
それにまず実物は手に入らない。
たとえ現物があっとしてもリバースエンジニアリングは現在においては殆ど不可能ですよ。最近の技術はそんな甘い物じゃありません。 仮に新型エンジンを奪ったとしても、それを現物からコピーするの無理、できるとしたら独力で何とかなります。
もちろん新しい発想などのヒントを得ることはできますが、結局のところそれは基礎技術力が物を言ってきます。 コピーが作るくらいなら独自の兵器を開発した方が手っ取り早いです。PS装甲など、例えガンダム強奪が失敗したところで ザフトが実用化するのは時間の問題といえたでしょう。
で、でもやっぱり実物があればコピーは作れるわよ!構造解析すれば何とでもなるんだから。
ガンプラで例えてみましょう。ここにプロが作ったガンプラがあります。
あなたの理論で言うなら実物があれば同じ物が作れるはずです。
作ってみてください。
あうぅ!!
同じ物を作ろうと思ったら、まず道具をそろえます。この為?には知識がいります。道具のクセや長短を知る必要があります。
それをバラシテ、組み立てる、その順序は何が一番か。塗る時はどんな方法で塗るのか?経験が物を言ってきます。
同じ物を作ろうとしたら、その人に横で教えてもらう、あるいはその人と同じだけの実力が必要ですよね。
では実際にMSに例えてみるか。仮にジオンがガンダムを手に入れたとする。
ジオンはガンダムと同じ装甲を造れるのか?これだけでも凄い大事ですよ。まず材質を調査して、さらにそれの原料を調べて調達方法をえる。
さらに原料を精製する方法をみつける。もし合金ならその比率や治金方法を見付ける。できるか?
ここまで手間をかけるなら自国の技術を使った方が早いですよ。もちろん凄い金属がある事がわかった自体は収穫だけど。
もしマニュアルがあったとしても、実力は必要です。それにこれが一番重要なことですが、マニュアルを読んでその通りに実行しても 、その先がありません。
マニュアルどおりに物をやっても、どうしてそのマニュアルが出来たかが理解できない。結果の過程を知らないから、過程を利用して別の物を作ったりすることが出来ないんだ。 つまり経験が蓄積されない。どうやっても技術力は身に付かない。二次大戦の日本の兵器が実質他国からの技術ばかりで出来ていて、ほとんど発展しなかった理由もここにある。
当時の日本は工業国としては他国のマニュアルを元にした二流国だったわけだな。
今度はザクで例えてみましょう。連邦はザク設計図を手に入れてコピーを作ることに成功しました。
ザクのメインカメラは光ります。ジオンの技術者はどうしてメインカメラを光らせているのか当然理由がわかっています。
しかし連邦の技術者にはそれがわかりません。どのような過程でザクのメインカメラを光らせる事にしたかを知らないからです。
ジオンの技術者は光るメインカメラをより発展させて凄いMSを造る事もできます。しかし連邦にはそれができません。どうしてメインカメラをわざわざ光らせているかわかっていないからです。
数学の勉強と同じで、問題と答えだけいきなり見ても数学の成績はあがらない。地道に意味を知っていかないと。
今の技術大国日本になるにはまさに血のにじむような努力があったんだ。親爺さん達には敬意をはらうべきだな。
ですから、何かを作るにはまず堅実な技術力が必要なのですよ。
極端なことを言えば、たとえF−22の実物があったとしても、共産圏じゃそれと同等のステルス機は作れないって事ですな。
まあ実物があれば敵の兵器の性能を探ることによって対策が立てられる。それは大きいですけどね。
では話を戻しましょう。もしMSに自爆装置を備えるとしたら、それはどのようなレベルになるか。 まず第一にコンピュータの記録を消すこと。これは別に特別な装置など必要ないですね。コンソールに破棄モードを備えれば言いだけの事です。
万が一にでもの為に斧でも用意しておけば問題ないです。
結局アナログが強いですな…。
あとは重要な部分の要所要所に爆薬でも仕掛けておけばいいんじゃないですか。 近代兵器なんてものは性能の重要な部分を細かい部分が発揮しています。それらを壊せれば問題ないです。
あくまでも自爆装置をどうしてもつけたいならの話ですが。普通はせいぜいコンピューターの記録を消せれば十分でしょう。
あとは弾薬に引火させて自爆、もしくはロケット燃料で自爆。まあ残っていればの話ですな。どっちにしてもよほど余裕がない限りはそうそうできないですね。
まちがっても核で動いているからって核爆発を起こせるような仕様にはしない方がいいでしょう。 繰り返しますが誤作動で核爆発したら大笑いです。素直に友軍に破壊してもらいなさい。
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