落日の水瀬家
祐一は…
もう適当に考えるの疲れたから今回嘘解説は一回休み。
会う女会う女にちょっかいを出す祐一
しかしそれが成功する事は無かった
彼に思いを寄せるスナイパー天野の横槍があらゆる場面で入ったからだ
そして祐一は彼女を排除する決心をする
戦友、佐祐理に出会いスナイパー・ライフルを手に入れた祐一
そしてスコープを覗き込む
目標に弾丸を撃ちこむために
現在の装備・状況
| マテバM2006M・弾薬×60
グロック36・弾薬×60 H&K・PDW・弾薬×300 M24スナイパー・ライフル・×20 デザートイーグル・弾薬×40 |
| LOST・所在不明。ハンターγと共に行動中 |
| LOST・狩り中 |
| LOST・狩り中 |
| 商店街にて追跡者の足によって死亡 |
| 祐一の近辺に潜伏中 |
| 森にてハンターγの胃に収まる |
| 栞を探索していると思われる |
| 傷心中。現在逃亡 |
| 商店街にて狙撃者に撃たれ死亡 |
天野がいる場所は微妙に茂みが広がる場所だった。距離は約100メートル。
そして俺は建物でいうなら2階くらいの高さにいる。
昨日に佐祐理さんのアジトで練習したんだ。この距離なら8割の確率で当てられる。
悪いな天野。お前は愛し方を間違えた。(相変わらず自分の事は棚に上げてやがる)
ちっ!外れた。弾は天野か僅か5センチほど離れた場所に着弾した。風が出ていたのか!
スコープの奥で天野の驚いた顔がハッキリと見えた。まさか自分が撃たれるなんて思いもしなかったのだろう。
最初に撃ってきたのはお前だぜ。悪いと思わないし、謝りもしない。自業自得だ。
重いボルトを素早く操作する。薬莢が排出され、次弾が薬室に装填される。いつでも撃てる。
風による誤差を修正して狙いを定める。
殺意に気がついたのだろう。天野もこちらに向けて銃の狙いを定めた。だが…もう遅い。
俺は引き金にかけた指に力を込めた。
はっきりと…はっきりと…俺の放った弾丸が天野にめり込む様が見えた。
どうしてだろう。罪悪感がわかない。スコープを通して見ているからだろうか。それとも自分が………。
重く渦巻く思考を終えたときには、スコープの向こうにはただ真っ赤な肉塊があるだけだった。
そう……ただの肉塊だ。
終わった…。これで背中から銃弾が飛んでくる心配はなくなった。一安心だ。
お前のことは一生忘れないぞ…天野実汐…。
さ、過去の事はこれまで。これからだ。通信機に手を伸ばす。
「香里、生きてるか?」
しばらくしてから返事が入る。このへんが携帯と違って不便だな。ま、使えるだけありがたいんだが。
「当たり前でしょ」
声は元気なものだった。どうやら大過なく昨日を乗り切ったようだ。
「栞は見つかったのか?」
…あれからどうなったんだろう。会いづらいな。
「もちろん。これと言った怪我もない様だし」
ごめんなさい。こころに傷を負わせました。…天野が悪いんだ!
「そりゃよかった。ところで脱出の方法を確保したぞ」
「聞かせなさい」
今までの事情を話した。学校の屋上で信号弾を打ち上げればヘリが来る事をだ。
「と言うわけで、学校で合流をしないか」
「無難な方法ね。それじゃあ学校に着いたら連絡を入れたら良いのかしら?」
「ああ。俺はもう少しやる事があるから、おそらく香織たちの方が先につくと思う」
面倒さくて、楽しくもないことだが、やらねばならぬ事がある。後が怖いからな。
「できるだけ安全な場所で待機していてくれ」
突然肩を後ろから捕まれる。そしてうめき声。
うおっ!!慌ててマテバの銃口から火をふかす。
そろそろ本格的にやばくなってきたな。ホント、生きてる人間は数えられるくらいしかいないだろうな。
もう、この町はナマモノたちの天下だ。さっさと脱出しないと。
って、何か周りで唸り声がするよ!!これは人型ナマモノじゃないぞ…。
唸り声は四方から聞こえてくる。囲まれているな…俺。やばいな。
そして現れる犬猫軍団。数はおよそ10匹。完全に包囲された。PDWを取り出し安全装置を外す。
「ははははははっははっははは!!!!」
撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ。死ね死ね死ね死ね死ね死ね。
次々と吐き出される弾丸が一面に広がっていく。そのたびにナマモノがのけぞる。
しかし小口径弾だ。少し弾丸を当てたくらいでは絶命には至らない。
そして空になる弾倉。素早く次の弾倉を銃にこめる。そして再び始める虐殺。
それは全ての弾倉が空になるまで続けられた。
事が終る。周りは犬、猫の死体だらけ。そして鼻をつく硝煙の匂い。そして全ての弾を使いきり鉄くずとなったPDW。
おもしろくない。何もおもしろくない。もうそろそろ虐殺も満腹だ。疲れた(作者が)
なんやかんだで辿り着いたのは水瀬家。さて、物資調達だ。
「ひっひっふー」
俺は汗だくになって雪の町を歩き回る。
それについて来るものが一つ。テーブルを流用したソリだった。
そのう上には大量の荷物。パンツァー・ファウストとバズーカだ。
秋子さんの部屋からあるだけ持ってきたのでおそらく100キロ以上はあるだろう。たまらん。
すべては最強のストーカーを撃退するためだ。
名雪を放って脱出しても構わないのだが、万が一と言うこともある。生き残ってたら俺はまず拷問される。
それを回避するために重火器を大量に確保したわけだが…いくら歩いても名雪に会えん。
紆余曲折。さんざん歩き回り、疲れ果てた俺は公園のベンチに腰を下ろしていた。
「なにトナカイさんみたいな事をしてるの?」
トナカイ?確かにサンタクロースのソリを引いている姿に似ているかね。
「やっと見つけたぜ」
俺を覗き込む名雪。7年ぶりにこの町にやって来た時と同じだ。
「怒ってないのかよ?」
俺が聞いた名雪の声は意外にも平静だった。
あれだけの事があったのだからてっきり羅刹の如く怒り狂うかと思っていたのだが。俺の人徳かな。主人公だし。
「怒ってないよ。逆に反省したよ。私に全然人を見る目が無かったな―って」
「は?」
「祐一が人間のクズで害虫みたいな人だって気がつかなかった私が悪いんだよ。都合の悪い事すぐ忘れるしね」
………素直に罵られたほうが気楽です。鬼畜系の主人公みたいな扱いですよ、コレ……。
「その害虫ですが…ストーカにとっても有効な武器を大量に持ってこさせて頂きました」
「まあ、当然のことだね。お礼は言わないからね」
因果応報……か。何も言うまい。黙ってバズーカを名雪の手に渡す。
「これでストーカーを撃退しよう。今度は外しても大丈夫なように大量に持ってきたからな」
「ありがとう。でもここしばらくはストーカーが出てこないんだよ」
その言葉のとおり、ストーカーは現れない。
時間を持て余すのもなんなので、俺達は水瀬家に戻って一休みする事にした。
「ただいまー」
嬉しそうな名雪。ぬるぬるナマモノも一緒に家の中に入ってきたのが気になるが……俺は居候だ……何も言うまい。
そして食事。名雪は台所にあった材料を使って食事を用意し始める。
30分ほど経ったところで食事が床に並ぶ。(テーブルはソリに変身していたから)
そして俺の前にはインスタント(何も作ってくれなかったから)………扱い最低…。
「はい、祐一の分」
「なに!?」
なんだよ。俺の分もあるのかよ。何だかんだ言って優しいんだから。嬉しいぞ。
「これは……」
無造作に俺の前に置かれた皿。その上に量だけは沢山ある物体。
「大豆………」
なぜ…大豆?
「生きるのに必要な栄養は摂取できるよ」
………………生かさず………殺さず………ですか。奴隷の基本だよな…。
居間に食欲をそそる香りを発する食事を食べる音と、食欲をそそらない人工的な香りを発する食事を食べる音が響く。
食休み。テレビを見ていると、この町の惨状が伝えられていた。…なんで携帯は使えないのにテレビは観れるんだろう。
テレビでは芸能人たちが好き勝手にこの町の事を語っていた。所詮は他人事…やつらの話は当事者からしたら聞くに堪えないものだった、
そうだよな。所詮、誰だって自分が安全な場所にいるのなら何だって言う事ができるよ。腹が立つ。
名雪は俺の心情も気がつかない様子でナマモノと戯れている。……あんなのと戯れて楽しいのか…。相変わらず思考が読めん女だ。
付け加えるなら…ナマモノの食事は…外で人型のナマモノをどうにかしていたようでした、
「ミナセ………」
あの耳に残る声が響き渡る。ついにやって来た。慌てて外に飛び出す。
あらかじめ玄関に積んで置いた重火器群に手を伸ばす。
「撃て!!」
二人して同時にバズーカを発射する。一発はかわされたがもう一発、俺が撃ったほうが見事に命中した。大きな爆発。轟音。
「当たったよ!!」
「まだだ!続けて撃ちつづけろ」
一発じゃ大きなナマモノが死ぬとは限らない。現にストーカーは今にも立ち上がろうと体を動かしている。
俺は側に置いてあったパンツァー・ファウストに手を伸ばす。そして狙いを定めて撃つ。
「おちろ、カトンボ」
見事に命中。所詮は手負い。もはや弾を避けられるだけの力は残ってはいない。
それからは七面鳥を撃つように全ての弾が命中した。
二人して四発撃ったところでストーカーは弁慶のように立ち往生して動かなくなった。。
「これでラスト―――!!!」(CV・みやむー)
最後に追い討ちをかけるように名雪がバズーカを発射する。
だが…狙いが甘かったのか…弾が外れる。(………動いてないのに何で外すかね)。
そして着弾した場所は………水瀬家だった…。自分で自分の家を破壊しやがった。
爆発はそれほど家を破壊しなかったがその後に火が家を犯し始めた。………燃えてるよ。
「これで私は自由だね」
な、なんかエンディングみたいな台詞だな。まだ中ボス倒しただけなのに。しかも自分の家を破壊しながら。
「さて…祐一、大変だよ!消防車を呼ばなきゃ!!」
「…………………」
一応、今おかれた状況が分かってたんだ……。
「あのな……今のこの町の状況で消防車が来るわけ無いだろ」
「そんな!家が燃えちゃうよ!!」
自分がやったんだろうが。しかも動かない的を外して。
「………あきらめろ」
「け、けろぴー!!けろぴーMKTが燃えちゃうよ!」
じゃあ横にいるナマモノがMKUなんだ。つーか他に大切な物がないのかよ!
それからあっという間に火は家中に広がった。そして……あとには焼け野原が残った。(隣家には燃え移らなかった)
あの帝王秋子さんの家が落ちた。実の娘の手によって。
「燃えちゃったよ……」
「諦めろ」
「諦められないよ!私がずっと生まれ育ってきた家なんだよ!」
「いや…火をつけたの名雪だし」
「祐一があんな変な武器を渡したのがいけないんだよ!!」
俺の頭に浮かんだ単語
じゃいあんジャイアン、死んジャイヤーン
俺…やっぱり名雪を見捨てて学校へ行ったほうが良かったかな。ホント…後悔先に立たず。
まあ…やってしまった事を後悔しても仕方が無い。今は状況の打破だ。
反省はナマモノがいない場所でゆっくりと、そして思いっきり後悔をしよう。
そう思って腰の銃に手をかけようとした時だった。突然腰から人の声。通信機からだ。
「香織か。もう学校に着いたのか?」
「学校に来たら!」
「おい!香織!何があった!返事しろ!おいっ!」
それっきり返事は無かった。喋れないのか通信機が壊れたのか。どちらにしてもヤバイ。
何があったんだ!!急がないと!学校へ。
「どうしたの祐一!」
「名雪!香織と栞がヤバイ!学校へ急ぐぞ!」
急いで唯一使わなかったパンツアー。ファウストを背中に背負って駆け出す。
本当に最後の最後までトラブルばかりが付きまとう。
| 最強の名台詞 俺の物は俺のもの。お前の物も俺の物 を世に知らしめた御方。 |
| 野菜。畑の肉と言われるほど栄養がある。 |
| パーソナル・ディフェンス・ウエポン、つまり護身用の武器。 |