名前
突然俺に襲い掛かってきた女が家で目を覚ましたらしい。しかし名雪が言うには記憶が無いようだ。しかし俺はそんなこと信じない。
「自己紹介をしておこう。おれは相沢祐一だ。ソリッド・スネークでいい」
「わたしは水瀬名雪。名雪でいいよ」
「……………」
「早く言え」
「記憶が無いって言ってるのに…」
「慎重な事だな。口を滑らすかと思ったが。お前はフォウ・ムラサメか!素直に言え」
「祐一、酷いよー」
「どこがだ。本当なら電撃で拷問するところだぞ」
そんなこと言われてもな。信用できんな。
「名前は?」
まあ、名雪に免じて一応優しく聞いてやるか。
「名前など無い。お前と同じだ」
…なに言ってやがる。しかも急に口調が変わってる。
「……………なぜ俺を襲った。何者だ?」
「ファンの一人だよ」
………間違いない……。こいつはグレイ・フォックスだ!