使命
再び舞を復学させるために、3人の学生生活成就のために、俺と佐祐理さんは署名を集めていた。学校のさまざまな場所で署名を集めていた俺達が次にたどり着いたのは自分の所属しているクラスの教室だった。
「名雪、香里、ついでに北川。ちょっと来てくれ」
俺はとりあえず身内に声をかけた。
「どうしたの祐一?」
「何の用?」
「何で俺はついでなんだよ!」
「ちょっとこの用紙に署名してくれ」
「なになに…外人部隊志願…任期3年を生き残るか、違約金150万ドルを払わないと日本に帰れないだと!」
パンッ!(何かが発射された音)
「余計なこと言うな、北川」
「ヒィー」
「とにかく頼むよ。名雪、香里」
「佐祐理からもお願いします」
「いいよ」
「いいわよ」
名雪、香織、ともに快く承知してくれた。持つべきものは友達だ。倒れている北川は勝手に俺が署名しておこう。
「ところで祐一。どうしてこんなことしてるの?」
瞬間、佐祐理さんの顔つきが真剣になる。
「佐祐理達は伝える義務があります」
「何を?」
「生徒会に、先生達に」
「過ちを記憶して伝える。そのために生きる」
思わず俺も力説してしまった…。
「よく分からないけど署名したよ」
「こっちも終わったわよ」
駄目だ…。こいつらには大切なことが伝えられなかった…。