俺は栞と一緒に公園に来ていた。そしてそこは雪が積もっており、人の姿も無かった。
「これなら雪合戦ができますね」
栞がそう言って雪玉を作り始めた。
「何もここでわざわざ雪合戦しなくても…」
しかし雪玉はさらに増えていった。
「ダメですか?」
もう玉は十分な数がある。ここまで準備をされたらな…。
「よし。今日は腕が千切れるまで雪合戦だ」
「準備はいいですか?」
「装備は整った…いつでいいぞ」
「無限バンダナは使用禁止ですよ」
「安心しろ。無限バンダナもステルス迷彩も使わない」
「一応言っておきますけど…グレネードパイナップルを雪玉にいれるのもなしですよ」
「あ…当たり前じゃないか…」
「どもりませんでした?」
「ぜんぜん!」
「じゃあ始めましょう。えい!」
しかも栞には聞こえてないようだ。幻聴か。しかしそれに気を取られたせいで俺は雪玉を食らってしまう。
「ふおぉ!」
「連続攻撃です!」
さらに大量の雪玉が俺に投げられる。ライフゲージがどんどん減っていく。
「俺に痛みをくれ。俺に生きる実感をくれ!」
さらに攻撃が続く。
「もっと。もっとだ!」
気がつくと栞は居なくなっていた。そして二度と会う事はありませんでした。