雪合戦2

 

 俺は栞と一緒に公園に来ていた。そしてそこは雪が積もっており、人の姿も無かった。

「これなら雪合戦ができますね」

 栞がそう言って雪玉を作り始めた。

「何もここでわざわざ雪合戦しなくても…」

 しかし雪玉はさらに増えていった。

「ダメですか?」

 もう玉は十分な数がある。ここまで準備をされたらな…。

「よし。今日は腕が千切れるまで雪合戦だ」

「準備はいいですか?」

「装備は整った…いつでいいぞ」

「無限バンダナは使用禁止ですよ」

「安心しろ。無限バンダナもステルス迷彩も使わない」

「一応言っておきますけど…グレネードパイナップルを雪玉にいれるのもなしですよ」

「あ…当たり前じゃないか…」

「どもりませんでした?」

「ぜんぜん!」

「じゃあ始めましょう。えい!」

しかも栞には聞こえてないようだ。幻聴か。しかしそれに気を取られたせいで俺は雪玉を食らってしまう。

「ふおぉ!」

「連続攻撃です!」

 さらに大量の雪玉が俺に投げられる。ライフゲージがどんどん減っていく。

「俺に痛みをくれ。俺に生きる実感をくれ!」

さらに攻撃が続く。

「もっと。もっとだ!」

気がつくと栞は居なくなっていた。そして二度と会う事はありませんでした。

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