出発

 夕食を食べ終え、しばらくのんびりと過ごす。

 いつもの時刻になると、俺は出かける準備をして、一階へと降りる。

「わっ…」

 すると居間から出てきた名雪と廊下ではちあわせになった。

「またでかけるの…」

「ああ」

 俺は玄関先にしゃがみ込み、靴を履く。

「…祐一」

「どうした」

「気をつけてね」

「当たり前だ」

「うんっ」

 納得顔ではなかったが、それでも笑顔で送り出してくれた。

「見つかったらダメだよ」

「……ああ」

「音を立てたらダメだよ」

「はいはい」

「目指せビッグボスだね」

「……………」

 すまん…この作品はスニーキングミッションが目的じゃないんだ。

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